株式会社ブラウニーズ代表取締役社長【亀岡 慎一】～信念のクリエイター～
吉祥寺第一ホテルのすぐ隣のビル7階に、ゲーム制作会社【株式会社ブラウニーズ】がございます。
現在社員は30名ほどで、一見1枚絵に見えて、実は奥行きがしっかりある絵本の中の世界のようなゲームを制作するのが特徴です。
代表作は「エグリア～最期のたまご～」「ドラえもん のび太の牧場物語」など。
社名にも使われている「ブラウニー」の元はスコットランド地方に伝わるお手伝い妖精の名前で、【株式会社ブラウニーズ】に勤める社員さんのことも指します。
働き者という意味もあるので大変素敵なお名前です。
そして、株式会社ブラウニーズの代表取締役社長にして、キャラクターデザインなどを行うゲームクリエイターが、今回ご紹介いたします【亀岡 慎一】さんです。
過去には「聖剣伝説」や「チョコボスタリオン」などの制作にも関わり、現在も第一線で活躍する亀岡さんについてお話いたします。
現在社員は30名ほどで、一見1枚絵に見えて、実は奥行きがしっかりある絵本の中の世界のようなゲームを制作するのが特徴です。
代表作は「エグリア～最期のたまご～」「ドラえもん のび太の牧場物語」など。
社名にも使われている「ブラウニー」の元はスコットランド地方に伝わるお手伝い妖精の名前で、【株式会社ブラウニーズ】に勤める社員さんのことも指します。
働き者という意味もあるので大変素敵なお名前です。
そして、株式会社ブラウニーズの代表取締役社長にして、キャラクターデザインなどを行うゲームクリエイターが、今回ご紹介いたします【亀岡 慎一】さんです。
過去には「聖剣伝説」や「チョコボスタリオン」などの制作にも関わり、現在も第一線で活躍する亀岡さんについてお話いたします。
●温かみのある芯の通ったキャラクターデザイン
亀岡さんの描くキャラクターは、絵本などに出てくるデフォルメされた感じのタッチで描かれます。
一見柔らかめに見えて、よく見るとしっかりとした骨格や筋肉などが分かるキャラクターが特徴です。
カワイイめのキャラクターは丸く愛らしく、筋骨隆々のワイルドなキャラクターもどこか憎めない感じがファンの心をつかみます。
また、このタッチは2Dのグラフィックとっても相性が良いため、絵のままのキャラクターがゲーム内でも動いている風に見えます。
この特性が存分に生かされているのが、先日HDリマスター版がニンテンドーswitchで発売された『聖剣伝説LEGEND OF MANA』になります。
●社会勉強のために就職
亀岡さんは中央美術学園という武蔵関にある専門学校に通っておりました。
この頃、学校が終わると画材の買い物や飲みなどに吉祥寺を訪れていたそうです。
卒業後、漫画家として一度は連載も持つ身となりましたが、自由に好きな漫画が描けないことを悩み、連載作品が終了後に一旦漫画仕事を単発のもののみに絞ることにしました。
丁度その頃、世間では「サラリーマン金太郎」や「島耕作」が流行り始めました。
そのようなテイストの作品を描き上げるためには社会勉強が必要と考え、一旦就職活動を行い一般企業に勤めることにしました。
他業種の会社勤めを経て、スクエア(現スクエアエニックス)へグラフィックデザイナーとして就職。
勤めていた際に、聖剣伝説のプロジェクトに関わります。
「聖剣伝説3」制作の際に出会った背景グラフィックデザイナーの『津田幸治』さんとは、絵のテイストがとてもよくマッチしたため、以降現在も組んでお仕事をするとのこと。
「聖剣伝説3」の際にはデバック作業で昼夜問わず大変だったと思い出を語ってくださいました。
そして1999年に発売し、現在も語り継がれる名作『聖剣伝説LEGEND OF MANA』を制作することとなります。
今までの聖剣伝説を踏襲しつつも独特の世界観、絵本のような背景に亀岡さんデザインのキャラクターたちが織りなす物語は、現実世界のように一見それぞれバラバラのように見えて根幹はしっかり繋がっている様々な愛を感じる作品です。
筆者もファンなのですが、ゲームがあまり得意でない人でも刺激的にサクサク進められるのでオススメです。
●独立してブラウニーズに
『聖剣伝説LEGEND OF MANA』の成功により、スクエア内で続編などの制作が行われると当初決まっていたそうですが、ファイナルファンタジーの3D作品に重きを置くという社内方針となり、聖剣伝説チームが一度解散となりました。
「やりたいことができない」この状況に独立を決意した亀岡さんは、聖剣伝説チームで一緒だった数人の仲間とともに任天堂が出資する子会社として『株式会社ブラウニーブラウン』という会社を設立し、代表取締役に就任ます。
この際、学生時代の思い出の地である吉祥寺に会社の場所を置きます。
ここで聖剣伝説の続編のほか、「マジカルバケーション」や「mother3」、「リヴリーガーデン」などの作品を手掛けます。
「マジカルバケーション」を制作していた頃は自由に出来ていましたが、段々とまた自由にゲームが作れないと感じ、代表取締役の職を辞し、現在の『株式会社ブラウニーズ』を設立、現在の場所に事務所を構えます。
ちなみに『株式会社ブラウニーブラウン』は現在「1-UPスタジオ株式会社」として現在もございます。
●ブラウニーたちと日々楽しくお仕事
『株式会社ブラウニーズ』になってから制作した「エグリア～赤いぼうしの物語～」は、ソーシャルゲームとして世に誕生しました。
『聖剣伝説LEGEND OF MANA』をオマージュしたシステムや、亀岡さんのイラストで聖剣伝説の一部ファンの中では話題となりましたが、残念ながら現在はサービスを終了し、完全オフライン化した「エグリア～最期のたまご～」が現在配信しております。
「エグリア」や「ドラえもん のび太の牧場物語」の制作のほか、亀岡さんがディレクターとして入った最近の作品では「リヴリーガーデン」が発売中です。
亀岡さんの描くキャラクターは、絵本などに出てくるデフォルメされた感じのタッチで描かれます。
一見柔らかめに見えて、よく見るとしっかりとした骨格や筋肉などが分かるキャラクターが特徴です。
カワイイめのキャラクターは丸く愛らしく、筋骨隆々のワイルドなキャラクターもどこか憎めない感じがファンの心をつかみます。
また、このタッチは2Dのグラフィックとっても相性が良いため、絵のままのキャラクターがゲーム内でも動いている風に見えます。
この特性が存分に生かされているのが、先日HDリマスター版がニンテンドーswitchで発売された『聖剣伝説LEGEND OF MANA』になります。
●社会勉強のために就職
亀岡さんは中央美術学園という武蔵関にある専門学校に通っておりました。
この頃、学校が終わると画材の買い物や飲みなどに吉祥寺を訪れていたそうです。
卒業後、漫画家として一度は連載も持つ身となりましたが、自由に好きな漫画が描けないことを悩み、連載作品が終了後に一旦漫画仕事を単発のもののみに絞ることにしました。
丁度その頃、世間では「サラリーマン金太郎」や「島耕作」が流行り始めました。
そのようなテイストの作品を描き上げるためには社会勉強が必要と考え、一旦就職活動を行い一般企業に勤めることにしました。
他業種の会社勤めを経て、スクエア(現スクエアエニックス)へグラフィックデザイナーとして就職。
勤めていた際に、聖剣伝説のプロジェクトに関わります。
「聖剣伝説3」制作の際に出会った背景グラフィックデザイナーの『津田幸治』さんとは、絵のテイストがとてもよくマッチしたため、以降現在も組んでお仕事をするとのこと。
「聖剣伝説3」の際にはデバック作業で昼夜問わず大変だったと思い出を語ってくださいました。
そして1999年に発売し、現在も語り継がれる名作『聖剣伝説LEGEND OF MANA』を制作することとなります。
今までの聖剣伝説を踏襲しつつも独特の世界観、絵本のような背景に亀岡さんデザインのキャラクターたちが織りなす物語は、現実世界のように一見それぞれバラバラのように見えて根幹はしっかり繋がっている様々な愛を感じる作品です。
筆者もファンなのですが、ゲームがあまり得意でない人でも刺激的にサクサク進められるのでオススメです。
●独立してブラウニーズに
『聖剣伝説LEGEND OF MANA』の成功により、スクエア内で続編などの制作が行われると当初決まっていたそうですが、ファイナルファンタジーの3D作品に重きを置くという社内方針となり、聖剣伝説チームが一度解散となりました。
「やりたいことができない」この状況に独立を決意した亀岡さんは、聖剣伝説チームで一緒だった数人の仲間とともに任天堂が出資する子会社として『株式会社ブラウニーブラウン』という会社を設立し、代表取締役に就任ます。
この際、学生時代の思い出の地である吉祥寺に会社の場所を置きます。
ここで聖剣伝説の続編のほか、「マジカルバケーション」や「mother3」、「リヴリーガーデン」などの作品を手掛けます。
「マジカルバケーション」を制作していた頃は自由に出来ていましたが、段々とまた自由にゲームが作れないと感じ、代表取締役の職を辞し、現在の『株式会社ブラウニーズ』を設立、現在の場所に事務所を構えます。
ちなみに『株式会社ブラウニーブラウン』は現在「1-UPスタジオ株式会社」として現在もございます。
●ブラウニーたちと日々楽しくお仕事
『株式会社ブラウニーズ』になってから制作した「エグリア～赤いぼうしの物語～」は、ソーシャルゲームとして世に誕生しました。
『聖剣伝説LEGEND OF MANA』をオマージュしたシステムや、亀岡さんのイラストで聖剣伝説の一部ファンの中では話題となりましたが、残念ながら現在はサービスを終了し、完全オフライン化した「エグリア～最期のたまご～」が現在配信しております。
「エグリア」や「ドラえもん のび太の牧場物語」の制作のほか、亀岡さんがディレクターとして入った最近の作品では「リヴリーガーデン」が発売中です。
●吉祥寺を愛するクリエイター
亀岡さんは吉祥寺を愛する人として、社内外の方やファンには知られた存在です。
会社の公式Twitterには『キチジョージ国のブラウニー村でトンテンカンテンお仕事中！』の文言がある位、会社としても吉祥寺という土地を愛しているのが伺えます。
会社で年に一回、業界の人を招いて井の頭公園で行うお花見は貴重な交流の場として親しまれているとか。
去年・今年は残念ながらコロナ禍で開催できなかったそうですが、いつか収束したらまた開催したいとのことでした。
また、亀岡さんはお昼休みには会社から遠いお店を開拓するなど、お店探しを欠かせないそうです。
よく行かれるお店はブラウニーズから歩いて徒歩5分少々の場所にある蕎麦屋「中清」。
2週間に1回ほど通うそうですが、実はここには亀岡さんの色紙が飾ってあります。
これは訪れた際に店主の息子さんがファンだったことがきっかけで描いたものだそうです。
「中清」以外にも「やぐや吉祥寺」や「じゅん粋」、ホルモンが有名の「マル保」・「ハチイチホルモン」などもお気に入りのお店とか。
食べ物を通じて地域の方とも積極的に親しまれており、「カヤシマ」の佐藤さんや「紅梅堂」の大平さんも顔馴染みとのこと。
吉祥寺を愛し、プレイヤーに夢を与える作品を作り続ける【亀岡 慎一】さんと『株式会社ブラウニーズ』の今後の活躍がとっても楽しみです！！
亀岡さんは吉祥寺を愛する人として、社内外の方やファンには知られた存在です。
会社の公式Twitterには『キチジョージ国のブラウニー村でトンテンカンテンお仕事中！』の文言がある位、会社としても吉祥寺という土地を愛しているのが伺えます。
会社で年に一回、業界の人を招いて井の頭公園で行うお花見は貴重な交流の場として親しまれているとか。
去年・今年は残念ながらコロナ禍で開催できなかったそうですが、いつか収束したらまた開催したいとのことでした。
また、亀岡さんはお昼休みには会社から遠いお店を開拓するなど、お店探しを欠かせないそうです。
よく行かれるお店はブラウニーズから歩いて徒歩5分少々の場所にある蕎麦屋「中清」。
2週間に1回ほど通うそうですが、実はここには亀岡さんの色紙が飾ってあります。
これは訪れた際に店主の息子さんがファンだったことがきっかけで描いたものだそうです。
「中清」以外にも「やぐや吉祥寺」や「じゅん粋」、ホルモンが有名の「マル保」・「ハチイチホルモン」などもお気に入りのお店とか。
食べ物を通じて地域の方とも積極的に親しまれており、「カヤシマ」の佐藤さんや「紅梅堂」の大平さんも顔馴染みとのこと。
吉祥寺を愛し、プレイヤーに夢を与える作品を作り続ける【亀岡 慎一】さんと『株式会社ブラウニーズ』の今後の活躍がとっても楽しみです！！
