bg

わっしょい吉祥寺

グルメ

ライフスタイル

イベント

吉祥人

わくわく特集

SIGN IN

【吉祥寺・三鷹で活動する 匠シリーズ】第九回 美技の匠『アトリエブルージュ』

アンダーライン


武蔵野エリアで美しい技で活躍する匠をご紹介するこのコーナー。
第九回目は、フラワーアレンジメント教室と販売をおこなう「アトリエブルージュ」の石橋真弓さん。
フラワーデザインの魅力と、地域貢献への思いを伺いました。



●習い事が高じてプロへ転身 武蔵野エリアで仲間と地域貢献
 今回の匠は、武蔵境駅南口駅前のマンションの7階にある、フラワーアレンジメント教室「アトリエブルージュ」代表・フラワーデザイナーの石橋真弓さんです。
 石橋さんがフラワーアレンジメントと出会ったのは、約30年前。会社に勤めながら生花のアレンジメント教室に8年通い続け、認定講師とブライダルコーディネーターの資格を取得後、同じ教室の修了生とともに銀座に教室をオープンしました。
 しかし、2年後に夫の転勤でインドネシアへ引っ越すことになった石橋さん。銀座のお店を辞め、インドネシアでの5年間は、駐在員の奥様方に向けた教室を開催しました。「南国ならではのお花や器を使ったアレンジメントは楽しかったですし、この経験で表現や技術の幅も広がったと思います」。
 日本に帰国してから2年後、三鷹へと拠点を移し、2010年にアトリエブルージュをオープン。「武蔵野は夫の地元なので思い入れがありました。当時は子どもが小さかったので、まずは自宅で教室とネットショップを開始。それから子育てが落ち着いた2019年に、今の場所をアトリエ兼教室としました」。一緒に運営する講師のメンバーも、武蔵野エリアで暮らし、子育てをしてきた仲間。「地域への貢献」のためにも、教室は武蔵野エリア以外考えられなかった、と石橋さんは言います。実はアトリエブルージュのアレンジメントは、武蔵野市のふるさと納税返礼品の一つ。しっかり地域に根付いています。



●ニーズに合わせて造花や加工花も 悩める方の地域の拠り所にしたい
 教室には、初心者も経験者も楽しめるカリキュラムがずらり。「講師を目指すコースから1日で完結できるものまであり、どんな目的の方でも、マンツーマンでしっかりサポートします」。
 さらに、アトリエブルージュは生花だけでなく、劣化しにくいプリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーなどの加工花・造花でのアレンジメント制作やレッスンも積極的におこなっています。「帰国するまでは生花中心でしたが、お客様のニーズが多様になり、さらにコロナなどで仏花の需要が増えるなどの時代の流れもあって、長く保存できるプリザーブドフラワーや造花も多く扱っています。ひと昔前に比べて、今は造花のクオリティがかなり高いので、結婚式のブーケ作りなどは人気が高いですね」。たしかに、造花の花束やリース、アレンジメントも、その華やかさや繊細さは生花さながら。暑い季節や、なかなか生花店に行けない方には重宝しそうです。
 花の魅力は「色や形の組み合わせを楽しめることと、どんな気持ちも伝えられること」と話す石橋さん。今後は「子育ての悩みを抱える親御さんや、遠出ができない年配の方など、お花をたしなみながらお茶を飲んで会話を楽しめるような、地域のコミュニティ作りの手助けをしたい」と言います。部屋のインテリアや大切な人へのプレゼントに、世界で一つだけの作品を作りながら、楽しくリフレッシュしてみませんか?





≪店舗情報≫
店名・・・アトリエブルージュ
住所・・・武蔵野市境南町2-3-14グローリア初穂武蔵境711
電話番号・・・0422-69-3838
営業時間・・・10:30~17:00
定休日・・・土日祝日(不定期開催のため、お問い合わせください)
詳しくはこちら!
石橋真弓さんプロフィール・・・フラワーアレンジメント教室に8年通い、銀座に「アトリエローテローゼ」を開業。2003年に夫の転勤によりインドネシア、5年後に群馬へと移り、それぞれで教室を開校。2008年から杉並区子育て応援券事業者として活動を開始。2010年に「アトリエブルージュ」をオープンし、2019年に武蔵境にアトリエを移転。2020年から武蔵野市ふるさと納税返礼品の制作に携わる。