11月3日（月・祝）、吉祥寺駅北口駅前広場で「吉祥寺イルミネーション2025」の点灯式が行われました。
夕暮れの風が少し冷たく感じられる時間、広場には家族連れや学生、買い物帰りの人たちがゆっくりと集まり、今年もこの瞬間を見届けようと足を止めていました。

ステージでは、成蹊中学・高等学校ストリングス部による弦楽の演奏や、山野楽器音楽教室のトランペット演奏が披露され、穏やかで優しい音色が広場に響きます。
さらに、この日特別に「五十年目の俺たちの旅」からスペシャルゲストが登場し、会場に集まった人々を温かく見守りました。作品の世界観とリンクした演出は、イルミネーションの光と相まって、特別な一夜を演出しました。

カウントダウンの合図とともに点灯ボタンが押されると、一斉に光が灯り、街全体がやわらかな光に包まれます。
今年のテーマは「街の中の森」。金色と白を基調とした光が広がり、まるで吉祥寺の中心に小さな森が灯ったようです。派手さを抑えながらも、ひとつひとつの灯りが丁寧に街を照らします。

点灯の瞬間、会場からは大きな歓声ではなく、思わず漏れるような拍手と笑顔。
その静かな一体感が、この街の人たちの温かさを物語っていました。
また、12月24日には特別なフォトスポットが設置され、17時頃にはサンタクロースが出現するかも？！
家族や友人と記念写真を撮るチャンスもあり、冬の吉祥寺にさらにワクワク感を添えます。

イルミネーションは来年1月12日まで、毎日16時から25時まで点灯。
冬の吉祥寺の夜を歩くたびに、駅前の光がやさしく迎えてくれるはずです。