【グルメ特集】居心地のよいカフェと絶品スイーツ
★chai break
濃厚で香り高いチャイで過ごす紅茶時間。
井の頭公園の脇にひっそりと佇む紅茶専門店。産地に足を運んで特長のある紅茶を探し出し、輸入している店主が「紅茶本来の味を楽しんでほしい」と2009年にオープン。
1杯のカップにポット2杯分の茶葉を使うチャイは、何度か高いところから注いで空気を含ませて、濃厚かつまろやかな味わいに。
「他にないアレンジチャイも楽しい。生姜のミルクプリンやクルフィなど、スパイスの効いたスイーツも病みつきになります」(chicoさん)
[住]武蔵野市御殿山1-3-2
[☎]0422-79-9071
[営]9:00〜19:00、土日祝8:00〜19:00
[休]火曜(祝祭日の場合は翌営業日に振替)
[席]20席(カウンター7席)
※[住]:住所、[☎]:電話番号[営]:営業時間、[休]:定休日 、[席]:席数
★四歩
毎日でも飽きないきちんとしたご飯と手作りケーキ。
2年前に三鷹から吉祥寺に移転。手作りの美味しいご飯やケーキがいただけるカフェ。「きちんとしたご飯が食べられ、一人暮らしにもお子様づれにもうれしい」とchicoさんもオススメ。
今日のごはんセットは小鉢が3種類付いてくる。何十種類とあるレシピから、毎日通ってもかぶらないようにご用意。ちょこちょこ食べたい女性に好評。三鷹の横森珈琲特製の豆を使ったコーヒーや、無農薬の緑茶べにふうきもぜひ。
[住]武蔵野市吉祥寺北町1-18-25 BF
[☎]0422-26-7414
[営]11:30〜22:00(21:15LO)
[休]木曜
[席]41席(ソファー、テーブル、カウンター)
★Ryumon coffee stand
週替わりでとびきり美味しいコーヒーを提供。
豆をブレンドするのが一般的な中で、新しいコーヒー体験を提供したいと、シングルオリジンのスペシャルコーヒーにこだわる。「とびきり美味しい」とchicoさんが絶賛のコーヒーは週替わりで1種類。
テーブルの豆の解説を見ながら、週ごとに違う豆の飲み比べを楽しめる。チーズケーキに岩塩を付けて食べるスタイルも、こちらのオリジナル。少し甘めのチーズケーキが、わずかな塩でまったく味わいが変わるのを体験して。
[住]武蔵野市吉祥寺南町2-14-9
[☎]0422-49-5839
[営]9:00〜19:00
[休]水曜、第1・第3火曜
[席]12席(1F:テーブル2席、2F:ソファー10席)
★月和茶
ご飯&デザート、美味しい台湾を丸ごと楽しめる。
魯肉飯や汁ビーフンといった台湾の食堂みたいなご飯と、台湾のデザートが楽しめる台湾カフェ。
<台湾屋台のデザート大集合>と銘打った月和茶聖代は、月和茶オリジナルパフェ。緑豆餡、仙豆ゼリー、黒タピオカ、マンゴーアイス、杏仁アイス、白木耳とまさに台湾てんこ盛り。「漢方的なものも使われていて、すっと身体に馴染む。食べ過ぎても身体に良いような気がする」とchicoさんも大のお気に入りです。
[住]武蔵野市吉祥寺本町2-14-28 2F
[☎]0422-77-0554
[営]11:30〜18:00(17:10 LO)、土〜22:00(21:10 LO)
[休]火曜(祝日の場合、営業)
[席]50席(テーブル5卓、座敷4、カウンター有)
★八十八夜
野菜たっぷりのやさしいご飯とスイーツを。
「体にやさしいごはんとスイーツ。野菜が食べたくなると行きます」とchicoさんも言うように、こちらのオススメは野菜の目利きが全国から選んだ新鮮野菜。ランチ限定のメニュー・野菜のサラダプレート1,250円(土日祝は内容、金額の変更あり)は野菜25種類をトッピング。五穀ごはんか自家製のごまパン&全粒粉入りパンを選べる。
米粉ボーロシフォンやクリームあんみつなどの手作りスイーツも人気。夜は日本ワイン、オーガニックワインを楽しんで。
[住]武蔵野市御殿山1-2-1 吉祥寺御殿山デュープレックスリズ2F
[☎]0422-24-9490
[営]11:00〜23:00(フード22:00LO、ドリンク、デザート22:30LO)
[休]不定休
[席]60席
★patisserie A.K Labo
フランスの田舎の美味しいお菓子に出会える。
フランス菓子に惹かれたオーナーシェフの庄司あかねさんが、毎月文献を調べながら作るフランス各県のお菓子の数は100を超えた。「クラシカルな、いい意味で田舎っぽいお菓子で和めます」とchicoさん。まさにフランス菓子散歩。
季節に合わせて生菓子12~13種類、焼き菓子15種類ほどが並ぶ。吉祥寺の個人店とコラボしたお菓子もしばしば出すなど、地域に根付いたお店。高さ4mの天井カフェも心地良い。
[住]武蔵野市中町3-28-11
[☎]0422-38-9727
[営]10:00〜19:00(カフェ18:30LO)
[休]水曜、第1・3木曜
[席]16席
★氷屋ぴぃす
かわいすぎて美味しすぎる! カキ氷のニュースター。
「フワフワで独創的」とchicoさんも表現する独特の丸いフォルムのかき氷。まずはその迫力に驚き、ひと匙口に入れれば、今度は美味しさに驚く。その秘密は純氷を使って、シロップの味や風味を生かすように氷の削り方を変えていること。シロップや糖蜜、小さなゼリーや和菓子なども自家製。見た目の美しさがそのまま美味しさにつながっている。
週末は開店前に1日の予約が埋まるほど人気だが、テイクアウトなら並べば買えます。
[住]武蔵野市吉祥寺南町1-9-9 吉祥寺じぞうビル1F
[☎]非公開
[営]10:00〜18:00(17:30LO)
[休]月曜(祝日の場合営業、翌火曜休)
[席]8席(カウンターのみ)
★L'EPICURIEN
ユニークで美味しい、自由な発想のフランス菓子。
フランスの二つ星レストランのシェフパティシエが1996年にオープンして以来、フランスを感じさせる店内のイメージは変わらない。吉祥寺で20年以上、生粋のフランス菓子を並べ続けてきた名店。「吉祥寺で20年以上、生粋のフランス菓子を並べ続けてきた名店。コニャック、ナッツ、オレンジの香りがプルーンとまったりとろけるプリュノーフーレが特に好き」とchicoさん。
素材も塩とハチミツ以外はすべて店内で作っている。フランス菓子の原点を押さえた上で、自由な発想を加えていくことで、さらなる美味しさに。
[住]武蔵野市吉祥寺南町1-9-5
[☎]0422-46-6288
[営]12:00〜19:00
[休]不定休
[席]8席
★アテスウェイ
川村シェフの感性が生み出す、唯一無二の味わい。
ブルターニュや日本のホテルで修業した川村シェフが「自分の感性を信じて、どこにもないお菓子を提供したい」と2001年にオープン。
「モンブランやミルフィーユなどの定番も、川村さんらしく表現。その唯一無二の味わいを求めるファンで店はいつも大にぎわいです」(chicoさん)
2018年にはアイスとショコラ専門店を隣にオープン。チョコレートのソルベなど、パティシエならではのジェラードなども味わえます。
[住]武蔵野市吉祥寺東町3-8-8 カサ吉祥寺Ⅱ
[☎]0422-29-0888
[営]11:00〜19:00
[休]月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休)
[席](テイクアウトのみ)
★ウットベリーズ マルシェ
味わいの秘密は酸味を効かせたヨーグルト。
八ヶ岳から取り寄せた牛乳と、酸味を効かせた独自のヨーグルトで作り上げた「生フローズンヨーグルト」。カナダで巡り合った味に心惹かれ、日本で店を始めて本店は21年目、マルシェは5年目。
定番のほか、各地の農家から直接買い付けた、新鮮で質の高い果物と組み合わせたフルーツパフェも人気に。店先では、店主の弟さんの畑の取れたて野菜や、パフェで使うものと同様の果物も販売している。
[住]武蔵野市吉祥寺本町1-20-14 クスミビル1F
[☎]0422-27-1981
[営]11:00〜21:00
[休]年末年始
[席]18席
★Dragon Michiko
体に優しく素材の味を楽しめるヴィーガンスイーツ。
2018年にオープンした、卵、乳製品など動物性の食材を一切使わないヴィーガンスイーツのお店。カフェでパティシエ担当だった時に知り合いにヴィーガンの人が多かったので、作るようになったと店主の山口さん。
素材の味がダイレクトに楽しめ、白砂糖も使っていないので、食べた後に体が疲れないとか。メインのマフィンは季節のものを中心に6種類ほど。豆乳を使った自家製カラメルソースのヴィーガンプリンも美味しい。
[住]武蔵野市吉祥寺本町2-18-7 1F
[☎]0422-22-7668
[営]11:00〜18:00、カフェ13:00〜17:30LO)
[休]月曜、火曜、第2・4水曜
★紹介者:chicoさん
スイーツのトレンドに精通するスイーツライター。書籍『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。共著に『東京最高のパティスリー』(ぴあ)があるほか、雑誌やwebなどへのスイーツ連載も多数手がける。