吉祥寺で有名な都市伝説の１つ『井の頭公園のスワンボートに乗ったカップルは別れる』。何故そんな噂が立つのか？実は回避の方法が…！？などご紹介していきます！！

●ボートについて
伝説の前に、まずは井の頭公園のボートの種類と料金などをご紹介しましょう！
スワン含めて3種類があります。

ボートの種類／乗船人数／料金

①ローボート／大人3名まで／60分700円(延長料金：30分毎に300円)
②サイクルボート／大人2名・小人1名まで／30分600円(延長料金：30分毎に600円)
③スワンボート／大人2名・小人2名まで／30分700円(延長料金：30分毎に700円)

営業時間：月によって替わりますので、詳しくはHPをご確認下さい。
定休日：12月～2月の水曜

ローボートだけが手こぎ式、他は屋根のある足こぎ式になります。初心者は比較的簡単なサイクルボートかスワンボートが良いそうです。
ボートに乗って池からの井の頭公園を楽しんだり、泳いでいる水鳥などを観察できます。

さて、何故別れてしまう都市伝説ができたか…をご説明します！

●伝説について
なんと編集長の中学時代のご友人も昔「伝説を破る！！」とスワンボートに乗ったところ2週間で破局した…という実体験がある本伝説ですが、今回は3つ説をご紹介します。

【その1・弁財天嫉妬説】
池の中のお社にお奉りされている井の頭弁財天。水の神様としてヒンドゥー教で祀られているサラスヴァティーが仏教圏に取り入れられた際に変化した姿が弁財天です。そのため井の頭公園では池のほとりにいらっしゃるのですね。
水だけでなく、日本では芸術・音楽・学問なども司るとされ、七福神の1人にも数えられています。他で祀られている弁財天と違うところは、農業や穀物の神様である宇賀神と習合して、五穀豊穣の神様としての姿であることです。そのため、他と違い頭に宇賀伸(蛇)が乗った状態のお姿とか。
そんな弁財天は女性の神様。そのため池でボートに乗るカップルに嫉妬し、そのために別れてしまうというお話しです。お社にカップルでお参りしても別れるお話しもありますため、大変嫉妬深いのかもしれません。
ただ、『眉毛のついたスワンならば、この嫉妬を回避して結ばれる』という噂もあるそうです。眉毛スワンはスワンボートの中で唯一、まつ毛ではなく眉毛が生えているオスだそうです。乗れるとラッキーとも言われる眉毛スワン、筆者は乗ったことのあるカップルの方のその後の話を募集しております！！

【その2・待ち時間説】
現実的な話ですが、ボートは数に限りがあり、1回出発すると基本30分は帰ってきません。花見などの季節になると、景色を楽しむお客さんが1時間以上帰ってこないことも…。
そのため、待ち時間が長くイライラしたせいでということもあるそうです。この説はここだけでなく、人気テーマパークなどでも時折聞く話ですね。待っている間の会話のネタや、時間つぶしができるものを準備しておくと回避できるかもしれません。
対策としては、混んでいる季節や時間(昼前後)を避けて乗る等があると考えます。朝一のオープン直後や、親子連れが少なくなる夕方、休日ではなく平日に行く…など、工夫してみると良いかもしれません。

【その3・漕ぎ方が下手説】
スワンボートに限らず、ボートは乗りなれていないと、進む際や方向転換の上手さ、揺れの大きさなどが結構変わります。まっすぐ進めなかったり一生懸命漕いだせいて横揺れが激しかったり、方向転換をしようとしたら近くのボートにぶつかったり…と、そんな姿に幻滅したり、揺れのせいで酔って景色どころでなかった…などの悲劇が生まれたという話です。こちらは先に同乗する人とのコミュニケーションや、酔う人の場合はなるべく静かに漕ぐ等の工夫が必要になりますね。

その他諸説ありますが、今回は大きく知られている3つをご紹介させていただきました！
公園でボートに乗れるようになったら、カップル以外の方もその2・3には気を付けて、楽しんでみて下さい！

●筆者オススメご利益スポット
どうしても不安な方にオススメなのが【吉祥寺御縁地蔵】です。こちらは縁結びで有名な京都の鈴虫寺のお坊様から開眼供養していただいた、ありがたいお地蔵様です。
どんなお願いでも1つ叶えてくれる鈴虫寺に縁あるお地蔵様のため、「好きな人と結ばれたい」「復縁したい」人にはオススメ。このお地蔵様の加護があれば、スワンボートに乗っても嫉妬を買わず大丈夫！！…かも？
気になった方はこちらにも足を運んでみてください。