bg

わっしょい吉祥寺

グルメ

ライフスタイル

イベント

吉祥人

わくわく特集

SIGN IN

吉祥寺の魅力的な一品を食べてみた!!☆武蔵野地粉うどん☆

アンダーライン

昔々、武蔵野の地域は米が取れない土地だったため、小麦の生産が盛んだった…。
今回は、武蔵野観光機構認定・地元の魅力的なお土産商品として『むさしのプレミアム』の『スーパープレミアム認定商品』となっている、地元の名産品【武蔵野地粉うどん】をご紹介します。

●武蔵野地粉うどんとは?
『ハレの日にうどんを打って食べる』という文化を知っていますでしょうか?東京西側の地域に聞かれる文化で、武蔵野地域でも過去冠婚葬祭などに地元の小麦を使ったうどんをふるまう習慣がありました。
元々この地域の小麦を使って作られていましたが、時代と共に衰退していきました。
「武蔵野の食文化の伝承」を目的とし、武蔵野の協力農家さんが栽培した小麦を使って作られているのが【武蔵野地粉うどん】です。
実は小学校の食育授業の一環として、協力農家さんのもとで1年を通して種まきから収穫体験までを行ったりもしています。収穫された小麦はうどんとなって最後に子供たちの給食として提供されます。うどんを通じて地元の歴史などにも触れられるのは素敵ですね。

こちらは吉祥寺の周辺ですと、中道通りにあるアンテナショップ「麦わら帽子」で購入できます。気になった方はぜひ足を運んでみてください。
次に、筆者が実際に食べた感想などを記載します!

●【武蔵野地粉うどん】を食べてみた!
筆者が今回食しましたのは乾麺タイプ『記念品セット』です!こちらは麺以外に濃縮タイプのつゆがセットになります。贈答用に熨斗紙を付けるサービスもあるとのこと。
茹で時間は8分と平均的。茹で上がりはうどんとしては気持ち細め、色は透き通った和紙のようなマットな光沢の麺になります。
付属のつゆの濃度は、つけ麺用の場合はつゆ1に対して水3.5位と説明にはありました。濃いめが好きな筆者は2.5倍位で美味しく頂けました。市販のつゆより気持ち醤油分が強い、甘めのつゆです。お好みでネギやわさびなどを入れると良いですね。

味はまた普通のうどんとは一味違います。濃いめのつゆを付けても分かる小麦のしっかりとした味、コシがありモチモチした歯ごたえなのに、とても喉越しの良いツルっとした食感。後味はそうめんを食べたときのようなのサッパリさなのに、蕎麦のように風味が鼻を通り抜けます。うどんと一言で片づけるには色々な楽しみ方ができそうなポテンシャルのある麺でした。
今回は冷のつけ汁で頂きましたが、冷凍のうどんには付属のつゆ以外に豚肉が付いているそうです。お肉の出汁が出ている温かなつゆを付けた場合には、練り込まれた小麦の味と匂いが最大限に口に溶けだし、お肉味とマッチしてちょっと贅沢な一食が味わえそうです。
こちらも食べてみたらレビューしようと思います。

お昼の一杯に武蔵野地粉うどんを食べて、吉祥寺の歴史を舌で味わってみませんか?