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ハモニカ横丁の歴史を調べてみました

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「吉祥寺と言えば！！」と街をよく知らない人に聞いても、井の頭公園と共に名前が上がるのが【ハモニカ横丁】ですね。
筆者は友人とおでんを食べに行ったりと時々利用しております。
昼は物販、夜は飲食店でにぎわうこの一帯の歴史を今回調べてみました！！

●戦後の闇市がルーツ
吉祥寺駅北口目の前約3,000㎡の土地の中に、約100店ものお店がひしめき合っている。
飲み屋などの飲食店を主に、和菓子や漬物・花屋などの物販店も軒を連ねている。
ここは元々戦後にバラック小屋などの闇市が形成されていた。
中央線・井の頭線の双方から豊富な物資が運べることが、闇市が形成された要因となったようだ。
その後、他の闇市はGHQによる解体をきっかけに区画整理等が行われたが、ハモニカ横丁に関しては諸般の事情により現在のような形が残った。

●名前はお店が並ぶ様子から
命名者は武蔵野市に在住していた作家の亀井勝一郎氏。
小さな店舗が立ち並ぶ様が楽器のハーモニカの吹き口に似ていることを例えたことが由来となっております。
この中に5つの通りがある。

仲見世通り：駅前のハの字看板が目印
中央通り：駅前からだと入口隣の不二家のペコちゃん人形が目印
朝日通り：1番大きな黄色の「ハモニカ横丁」の看板が目印
のれん横丁：電飾で囲われた「のれん横丁」の看板が目印。夜営業の店が多い。
祥和会通り：1番駅から遠い老舗が多い通り。1番奥にはメンチカツのさとうがある。

●横丁ブーム
今やこの規模の元闇市の横丁は数少ないため、雑誌などの取材や吉祥寺を舞台にした映画などの作品ではほぼ必ずと言っていいほど使われます。
現在は休止中ですが、毎月朝市なども開催されております。
また、元々闇市からの暗いイメージだったところを、開放的で訪れやすくし若者にも来てもらえるような活気を呼ぶため、元々ビデオテープの販売店などをやっていたVICの手塚さんにより、ユニークな若者向けのお店が増えていきました。
そのため、若い人が訪れる機会も以前に比べてかなり増えているそうです。