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【自然文化園の動物たち】モルモット

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井の頭自然文化園の中のふれあいコーナーで触れることで有名な「モルモット」。
フワフワの毛並に触れるととっても癒され、生き物の命を身近に感じられる場として親子連れに愛されていますね。
1987年にオープンし、常時180頭ほどいる「モルモット」は全て園で生まれた子たちになります!
※現在井の頭自然文化園は再開していますが、モルモットふれあいコーナーは休止中です。

さて、そもそも「モルモット」ってどんな動物でしょう?
今回はそんな「モルモット」についてご紹介します♪

●特徴と生態
まず特徴を以下でご説明いたします。

和名:テンジクネズミ
体長:20~25cm(成体)
体重:約1㎏ほど(成体)
寿命:平均5~6年

上記は個体差がかなりあり、雌雄の差でも大きく違いが出る場合がありますので、あくまで平均値ととらえてください。
寿命は特に個体でバラつきがあるそうで、14年10か月生きてギネス記録に載っている子もいるそうです。
あと、げっ歯目のため、前歯は一生伸びます。

モルモットと他のネズミに近い種類で比べると、以下の違いがあります。

・しっぽが無い
・草食(ハムスターやマウスは雑食)


●日本にいつ伝来してきた?
日本には19世紀中ごろにオランダの商人の手によって入ってきました。
その際にMarmot(マーモット、マルモット)と呼んでいたことから、モルモットという名称が付いたそうです。
和名に天竺(てんじく)と入っていますが、インドにはおらず南米が原産です。
ちなみに、原産地では食用として飼育されるモルモットもいるそうです。


●もし飼う場合の注意
モルモットも動物です。
高温には弱く、32°超えると命にかかわるそうなので、もし飼われる場合には夏の時期はエアコンなどを利用して温度管理をしっかり行ってください。
飼育環境はケージ、中に敷くすのこ、牧草、運動器具などの準備が必要になります。
ちなみに、最低1畳ほどのスペースがあれば大丈夫だそうで、ハムスターなどが使う回し車も必要無いそうです。
懐くかも個体差でかなり分かれるそうなので、べったりな子から常に怯えている子まで様々です。
飼って最初は静かに暮らせる環境で過ごさせてあげて、慣れてきたら撫でたりするなどのスキンシップをしっかりして上げると良いそうです。

吉祥寺ですと、げっ歯類は【熱帯倶楽部】さんが販売しております。
もし飼ってみたい方は一度ご相談してみるてください♪

【熱帯倶楽部】
住所:武蔵野市吉祥寺本町2-25-12 Santa Fe 2-B
TEL:0422-27-6391
営業時間:11:00~19:00
HP:https://www.nettai.co.jp/

●モルモットと抱っこする際に気を付けること
基本臆病な子が多いため、上から手を伸ばすと警戒してしまうそうです。
手をお腹側から回し、包み込むようにしつつお尻を支えてあげると良い抱き方です。
戻す下ろす場合も、ゆっくりそっと下ろしてあげてください。


現在ふれあいコーナーは休止しておりますが、再開した際にはぜひ触れ合ってみてください。

【井の頭自然文化園】
住所:武蔵野市御殿山1-17-6
TEL:0422-46-1100(井の頭自然文化園管理係)
開園時間:10:00〜16:00(入園は15:00まで)
休園日:月曜(祝日の場合営業、翌休園)、年末年始 ※詳しいお休みは公式HPをご確認ください
HP:https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/