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【サンロード商店街シリーズ】第1回・サンロードについて

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吉祥寺の街にはたくさんの「通り」がありますね。
古くから吉祥寺のメインの通りである【サンロード】について取り上げていきます。

駅前からまっすぐ北に伸び、途中横断歩道を挟んで五日市通りまでの約300mあります。
全国にある【サンロード】と名のつく通りの中では『発祥の地』とされる存在で、サンロードのアーケード完成の翌年には振興組合が発足しました。
昔はサンロード内に路線バスが通っていた時期もありました。
アーケードは2004年にグットデザイン賞を受賞し、歩道もバリアフリー構造(段差を極力無くし、滑りにくい舗装材を使用したもの)となっております。

●地域の生活に欠かせない通り
現在HPによると約155店舗が通りに存在します。
薬局やスーパーなどの生活必需品、銀行、ファストフード店や靴屋などが軒をそろえております。
老舗からチェーン店など規模・業種など様々で、吉祥寺の北側に住まう人々にとっては欠かせない存在です。
スクラッチキャンペーンを夏と冬行っており、毎回地域に縁のあるイラストレーターや漫画家の方にイラストを依頼して開催時期にはイラストがアーケードに大きく貼られているので、見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
今年は残念ながら冬のものは中止になってしまいましたが、去年はキン・シオタニさんや江口寿史さんのイラストが華となっていました。
夏は行えるような状態になると良いなと筆者は願います。


●緊急事態宣言中の対応など
上記で上げた通り、住民の生活に必要なものが揃っており、生活必需品を買い求めるお客様の多いサンロード。
そのため緊急事態宣言中も買い物客はある程度いらっしゃるのは仕方のない状況です。
そのせいか、一部報道ではまるで密接したような演出をして悪意のある報道に悩まされたそうです。
報道を鵜呑みにした視聴者と思わしき方から、サンロードの事務局に非難の電話がかかったりもしたそうです。

商店街振興組合も、ただ事態を静観していた訳ではありません。
密にならない様、商店街に横断幕を貼り、イラストレーターに依頼して独自のコロナポスターを作成(下部写真参照)し、店舗に配布。
自粛時期には1事業所に対してマスク50枚を配布する等の対策を行いました。
ちなみに組合の方はフェイスシールドを付けて活動していたそうです。

●飲食店の中にはテイクアウト可能のお店も
今サンロードを通りかかると、少しずつ街の活気が戻ってきていることを感じます。
飲食店の中には前にご紹介した「鶏唐 やまをんち」さんのように、お弁当のテイクアウト販売をしているお店も見かけるようになりました。
今しか食べられないお弁当もあると思いますので、お買い物のついでにちょっと購入してみてはいかがでしょうか?

次回はサンロードの歴史についてご紹介予定です。
お楽しみに!!