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【中道通りシリーズ】第2回・中道通りの歴史

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【中道通り】シリーズ第2回、今回は中道通りの歴史についてご紹介します。
吉祥寺で落ち着きのある商店街である今の姿になるまでには一体どのくらいの時間がかかったのでしょうか?
そのあたりを紐解いてご案内してまいります。

●元々は農道だった中道通り
中道通りは江戸時代の地図でも存在する古い通りです。
昔は農道であり、周りにはたくさんの農地があったそうです。
農道というと筆者は上記の3枚目の写真のようなものを想像しますが、実際にはもっと荒れていたようで当時の土地の等級はあまり高くなかったようです。
ちなみに農地は開墾された後井の頭池からの水を引いていたそうです。

今のような商店街として栄えていくのは戦後から高度経済成長期にかけてになります。
1970年代より少し前位から吉祥寺駅前の再開発が始まりました。
その際に吉祥寺中心部から移転してきた商店などが軒を連ねるようになり、現在の商店街の基礎が出来上がったそうです。
2000年代になり更に西へと伸びた通りは、2008年に道路の改装を行います。
インターロッキングブロック舗装という方法により、歩きやすく車も通りやすい道に生まれ変わります。
ちなみにインターロッキングとは『かみ合わせる』という意味で、ブロックの間にある砂がブロックと『かみ合う』ことにより、道にかかる重量による力を分散させる効果があるそうです。
大型の車も耐えられる工法の道により、中道通りを使うすべての方は安心して通ることができます。
2015年には防犯カメラの設置し、コロナ禍前も夜には防犯パトロールを実施していますので、安心できる街づくりが進んでいますね。


●住民や来訪者を考えた街づくり
防犯パトロール以外にも色々な活動を商店街はされております。

・有志による月に一回の清掃活動
 現在も夜回りの際などに実施しております。

・『赤い椅子』の設置
 4月に紹介した【赤い椅子プロジェクト】の事務所が実はこの中道通りにございます。
 その関係で中道通り内にはたくさんの『赤い椅子』が設置され、休憩場所や憩いの場として親しまれております。
 塗装イベントなども不定期に行っているそうです。

・キャンドルナイト
 下部の写真のように公園や、通りにある商店などにキャンドルを設置するキャンドルナイト。
 毎年12月~1月の間に開催されております。
 こちらに関してはまた次回ご紹介いたしますね♪

今回もいかがでしたでしょうか?
次回はキャンドルナイトのお話しなどをご紹介していく予定です。
また次回!!