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【友好都市シリーズ】長野県川上村について☆

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武蔵野市友好都市紹介シリーズ、第7回は【長野県川上村】です!!
長野県の中で西側に位置し、埼玉県や群馬県などと隣接しており、標高2,000m級の山々が村の周りに連なっております。
高冷地のため、夏場でも平均気温は20度を下回り冬場は雪が高く降り積もります。
武蔵野市民なら「ジャンボリー」の場所としてご存じの方は多いでしょう。
また、天然記念物に指定されている、ある動物の保護・育成地となっております。
自然豊かな【長野県川上村】をご紹介します♪

●歴史が深い地域
八ヶ岳山麓などには縄文時代の遺跡が数多くある地域となります。
川上村にも標高1,300mの台地にあり、竪穴式住居跡や土器・石器などが数多く出土。
こちらは文化センターで保存・展示されております。


●標高が日本一
川上村の役場は日本で最も標高が高い位置にあり、その高さはなんと1,185m!!
東京スカイツリーの約2倍の高さに町があるなんてビックリですね。
気温が一年通して高くないため昔から農耕が向かない土地柄、江戸時代などは年貢をカモシカの皮を納めていたそうです。
そのカモシカ猟の相棒として飼われていたのが、現在天然記念物指定されている『川上犬』です。


●オオカミの血を引く犬
『川上犬』は現在全体で300頭ほどしかいない希少犬種。
寒冷な気候に対応するためアンダーコートが豊富でフサフサした毛が特徴です。
そのため子犬でもマイナス25°の気温でも耐えることができるそうですが、その性質ゆえに温暖な地域では飼育に向かない特化した生態となっております。
交通の利便性向上とともに村の産業が狩猟から林業に移り変わるとともに飼育頭数が減り、戦時中は食糧難・毛皮の供出などの関係で頭数が激減。
戦後に頭数激減から天然記念物指定が一度解除されてしまいましたが、熱心な村民たちの努力によって保護が盛んに行われたおかげで絶滅を免れ、昭和50年代に再指定されました。

平成18年には上野公園で行われた干支展で『川上犬』が代表に選ばれ知名度が上がり、現在保存会には子犬の分譲に関する問い合わせが後を絶たないそうです。
元々狩猟のために人間と生活してきたため運動量が大変多く、寒冷地仕様の性質も相まって飼育は難しい犬種となるため、保存会の譲渡の際にはかなり厳しい審査がされるようです。


●レタス産地
気候のせいで農作物が育ちにくいそうですが、レタスの栽培は大変盛んで日本有数の生産地となっております。
その規模は『川上犬』とレタスを合体させた村のマスコットキャラクター『レタ助』が誕生するほどとなります。
流通に関しては立地のおかげか都市部の大消費地にも素早く届けられるのが強みです。
新しい品種の開発などにも取り組んでおります。


●むさしのジャンボリーの開催地
野外活動センターが管理・運営をする『武蔵野市立自然の村』では、毎年武蔵野試市役所と青少協(武蔵野市青少年問題協議会地区委員会)企画で武蔵野市内の小学校4年~6年の間の参加希望者が二泊三日で行う『むさしのジャンボリー』の開催しております。
ジャンボリーの歴史の第11回目からこの自然村では開催しており、昼は川遊びはハイキング、夜はキャンプファイヤー等を行い、天体観測など自然を満喫できるそうです。
今年はコロナ禍で中止となってしまいましたが、来年以降開催する場合には対象年齢の方はぜひ訪れてみてください。

「長野県川上村」を身近に感じてみませんか?
友好都市の特産品はアンテナショップ麦わら帽子で購入可能です♪

【アンテナショップ麦わら帽子】
住所:武蔵野市吉祥寺本町2-33-1
TEL:0422-29-0331
営業時間:10:30~18:30
定休日:水曜、年始
HP:http://mugiwaraboushi.main.jp/