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『茶房 武蔵野文庫』の歴史感じるオリジナルカレー

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1985年に吉祥寺で創業した『茶房 武蔵野文庫』。
場所は東急百貨店裏、昭和通りから歩いて2つ目の十字路を右に曲がってすぐの場所にございます。
早稲田大学のキャンパス近くにあった「早稲田文庫」という名店で働いていた現店主が、そのお店の味を受け継いで現在も提供中。
今回はランチに名物のカレーを頂きましたのでレポートいたします。



●伝統工芸品も販売
お店に入るとすぐ左横に焼き物の食器が陳列されているエリアがございます。
こちらは「小石原焼(こいしわらやき)」という福岡県の伝統工芸品で、どっしりと温かみのある風合いが特徴です。
お店で実際に使用している食器も同じものになり、眺めるだけでなく購入もできます。
気に入ったら購入もできるなんて素敵ですね。

店員さんに席へ案内されますので、それに従って着席。
店内には4人掛けのテーブル席とカウンター席があります。
フードメニューは大きく分けるとカレーとトーストの2種類。
カレーは通常盛りが1.5人前あり、ここから大盛りやちび盛り(小盛)にすることも可能です。
フードメニューを下記でご紹介いたします。
※全て税込価格

★カレー
・カレー(単品) 1,000円
 大盛り(+100円)、ちび盛り(-100円)、生玉子(+50円)も可能
・カレーセット 1,300円
 サラダとコーヒーor紅茶orヨーグルト付き

★トースト
飲み物とセットにすると合計金額より100円引きに
・トースト 500円
・チーズトースト 550円
・ハムトースト 550円
・茶房サンド 750円
・ホットサンド 220円 ※モーニング限定10食


●歴史を感じるうま味の深いカレー
今回はもちろん、カレーセットをいただきました。


注文するとまずセットのサラダと、カレーのお供(らっきょう、野沢菜、紅しょうが)が。
サラダは千切りキャベツにプチトマトが乗ったシンプルな一皿。
こちらはかなりたっぷり入っているので、先に食べても良し、カレーと一緒に食べても良い感じでした。


こちらが『武蔵野文庫』オリジナルカレーです。
カレーと聞くと辛いか甘口のものをイメージしますが、こちらはスパイスが効いた辛さの途中に苦みを感じる不思議な一杯です。
この苦みが辛さを上手くコントロールし、うま味に落とし込んでくるので次をすぐに口に運びたいとスプーンが進みます。
先ほど紹介したお供の中で、紅しょうがと特に相性が良く、一緒に食べると辛さが一気に前に出てきます。
また、調味料として粉チーズ(トリュフフレーバー)が出されるのですが、こちらをかけると辛さが逆に奥へ下がり、うま味が前に出てきます。
粉チーズ自体の味と一緒に苦みも後から追いかけてきますが、普通に食べる時よりマイルドな感じになります。
具材はじゃがいも、にんじん、鶏肉とシンプル。
ゴロっと入っているので食べ応えもバツグン。
ついクセになる味でした。


食後はコーヒーをセレクトしました。
ブラックのままだと苦みが強いコクのあるタイプですが、ミルクを入れたらさっぱりに変化してその苦みが全く感じられなくなりました!
ここまで変わるのはビックリします。
かなり飲みやすくなるのと、口の中が爽やかになるのでオススメです♪

夏はこれから本格的になります。
『茶房 武蔵野文庫』のカレーで暑気払いはいかがでしょうか?
お店詳細はコチラ↓ 茶房 武蔵野文庫