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【一度は食べたい吉祥寺の逸品】第六回「志乃ざき吉祥寺店のうな重」

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吉祥寺の一度は食べたい逸品を紹介していくコーナー。
第六回は「うなぎ志乃ざき吉祥寺店」の『うな重』。
秘伝のタレにくぐらせふっくらと焼き上げた香ばしい蒲焼きが乗ったお重の魅力をご紹介いたします。

●香ばしくて美味しい！さっぱりとした奥ゆかしい鰻
「志乃ざき」の蒲焼きは、鰻がもつ本来の味を引き立てるあっさりとした甘さのタレが特徴です。
鰻は産地として有名な鹿児島県大隅地区から仕入れ、特別な水の中でゆっくりと休ませた後に捌きます。

宮崎の特級備長炭でふっくらと焼き上げます。

その鰻を創業以来親子三代に渡って継ぎ足された秘伝のタレにくぐらせてから炭火でじっくり焼き上げます。
ふっくらとした鰻は上品な旨味があり、しっとりとした食感とともに香ばしく豊かな風味が口の中に広がります。
鰻が苦手な人でも思わず「美味しい！」と笑顔になる一重です。

三代目当主、篠崎賢治さん

●引退した前店を引き継いで
「うなぎ志乃ざき」は元々八王子で80年以上続いている歴史あるお店です。
吉祥寺に出店したのは5年ほど前、三代目当主の篠崎さんが当時同場所にあり31年続いていたうなぎ店「ます田」の店主から、『元気なうちに引退したい』という相談を受けたことから始まります。
「ます田」の想いを受け、老朽化が進んでいた厨房設備などを除いて内装は当時のまま。
最初の1～2年はアメリカ人の奥様と二人三脚で切り盛りしました。

うなぎにワイン、ぜひお試しください！

●鰻をたくさんの方に楽しんでもらいたい
鰻といえばお茶や日本酒というイメージがありますが、「鰻はワインに合う！」とおっしゃる奥様の影響で、国内外の様々なワインが揃えられています。
「タレのしみ込んだうな重には赤、白焼きには白をぜひお試しください」とのこと。
また、昔からお店で鰻を楽しんでいた方はもちろん、もっと気軽に食べてもらいたいという想いと、コロナ禍の持ち帰り需要により誕生した「うな玉丼」は、最初期間限定だったはずが、人気が出たため今は持ち帰りの定番メニューに。
現在気軽に手に取れるレトルト商品も制作中だそうです。
「うなぎ志乃ざき吉祥寺店」で鰻の新しい楽しみ方を見つけてください。