吉祥寺の一度は食べたい逸品を紹介していくコーナー。
第十三回は吉祥寺大通り沿いにある「吉祥寺わるつ」の『土鍋ごはん』です。
その日1番の旬の食材を用いた、香り高い逸品とお店の魅力をご紹介いたします♪



●素材香る風味豊かな土鍋ごはん
『土鍋ごはん』はコースの終わりに提供している「吉祥寺わるつ」の定番メニュー。
季節の食材とふっくら炊き上げたごはんのハーモニーがたまらない一皿です。
取材で訪れた日の具材は「菜の花とホタルイカ」。
醤油やみりんなどで味付けした菜の花とホタルイカを、蒸らしのタイミングで土鍋に投入。
蓋を開けた時にごはんと具材の香りがフワっと香ります。
ホタルイカのうま味と菜の花の優しい味が炊き立てご飯と合わさって最高の美味しさでした。


季節メニューの「松葉ガニとわかめの土佐酢ゼリーがけ」

●五感で季節を感じる

「吉祥寺わるつ」に決まった献立がありません。
その日1番旬の食材を使用するため、例え同じ季節でも仕入れによって献立の内容が変わるのが特徴です。
これは店主である三橋さんの「お客様にその日1番美味しいものを提供したい」という想いから。
基本はコースで提供しているそうですが、「鍋だけ食べたい！」などのご希望があればアラカルトの注文も可能です。


サービス精神旺盛な店主の三橋さん
そんな三橋さんは、大阪の調理学校を出てからすぐ上京し、和食一筋26年の大ベテラン。
三橋さんが「吉祥寺わるつ」の店長兼料理長になったのは2019年6月から。
2011年にこのビルが建築され、和食店を経営されていた前オーナーが体調不良になられた際、オープン当時に板前の一人としてお勤めされていた三橋さんがまるごとお店を引き継ぐことに。
内装などは当時のままだそうです。


スタッフお手製の折り紙がお客様をお迎えします。

●季節ごとのイベントにも出店

お店でお食事以外にも、季節ごとのお弁当のテイクアウトも可能です。
お花見などの行事用、お正月のお節のような家族向けのものまで、お客様の相談内容に合わせて提供しているそうです。
また、東急百貨店の季節催事にも出店することがあるそうですので、気になった方はお店のInstagramをチェックしてみましょう。
美味しそうな写真に思わずお腹が空くこと間違いなしです！


天井が高く、開放感のある店内。

店舗情報はこちら↓
★吉祥寺わるつ