吉祥寺の一度は食べたい逸品を紹介していくコーナー。
第十八回は吉祥寺駅公園口の目の前にある「グリーングリーン」 の 『赤スンドゥブ』。
味はもちろん、体にもハートにも優しく温かい、夏の元気をチャージできるメニューです！

●辛味噌と豆腐は自家製！素材の旨みたっぷりの旨辛チゲ

吉祥寺駅の公園口を出てすぐ目の前にある、カフェの入ったビルの2階。
階段を上がると、木とグリーンを基調としたナチュラルテイストの空間が広がります。
『赤スンドゥブ』は、本格的な味わいを堪能できる一品。
本場韓国の宮廷料理を学んだ料理人が監修し、出汁の元となる辛味噌から主役の豆腐まですべて自家製です。
辛味噌は「タテギ」という韓国の調味料の一つで、ラー油や唐辛子、香辛料、海鮮の出汁など独自にブレンドしています。
そんな旨味たっぷりのピリ辛スープの中には、柔らかめに仕上げた純豆腐、そして玉ねぎなどの野菜と、アサリ、エビといった海の幸など、素材がぎっしり。
最後に入れる生卵を混ぜ合わせると、辛さは控えめに。
まろやかでコクのある味わいを楽しめます。
素材の味がギュッと詰まった旨辛チゲは、夏の食欲を刺激する、栄養たっぷりの一品です。

●添加物や加工物を使わず料理で「安心」を提供したい

店主の鄭（ジョン）さんは、地元の韓国で飲食店を経営していましたが、7年前に日本へ移住。
調理師学校を出て、病院食の調理やチェーンの飲食店の店長を経て、昨年12月に『グリーングリーン』をオープンしました。
「今の自分は、今までの食事の積み重ね。どんな素材を使っているかがすべて分かる、安心して食べられる料理を提供したい」という思いから、添加物や加工品を使わず、素材そのものから手作りしています。
店名も「自然」をイメージして「緑」を意味する言葉を使ったのだそう。
食材本来の味わいを活かした本場の韓国料理で、心と体を癒やしてみませんか？