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【一度は触れたい 吉祥寺の逸品】第二十三回 石渡茶道、茶事・華道教室の『お抹茶』

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吉祥寺にある逸品を紹介していく本コーナー。
第二十三回は、 東急百貨店横の昭和通りを進み、富士見通りを右に入った野田南公園前にある「石渡茶道、茶事・華道教室」で点てられる『お抹茶』です。
伝統の中に今を取り入れた 「生きた文化」 からおもてなしの真髄に気づけます。

●茶道とは 「生きた文化」おもてなしの心を学ぶ
「石渡茶道、茶事・華道教室」は、 表千家を流派とする茶道教室。表千家とは茶人・千利休を祖とする流派で、「三千家」のうちの一つ。
いわば、茶道における、直系の本家なのです。石渡茶道、茶事・華道教室では、本物を継承した先生に、本物のお点前を学べます。
趣のある茶庭 (つくばいからにじり口、小間、広間)がある本格的な設備が整った教室では、基本的な挨拶から本格的な作法まで指導。
初めは、姿勢やお辞儀の仕方から学び、お客様としてお茶をいただきながら作法を習得していきます。
石渡先生によると、茶道は 「伝統を残しつつも、新しい息吹を上手に取り入れてきた、合理的な生きた文化」なのだそう。
作法の中にある挨拶も「お先にいただきます」「ごちそうさま」といった、丁寧でシンプルな心がけが基本。
昔から伝わるおもてなしの文化を理解していれば、どんな時代や場面でも、柔軟に対応ができます。
茶道では「おもてなしの心」の根本を習得できるのです。

●感覚を磨いて人間関係改善のヒントに
教室でいただくお抹茶は、京都の宇治から取り寄せたもの。香りが高く、まろやかな味わいです。また、お茶の前には美しい季節のお茶菓子がふるまわれ、目と口で季節感を楽しめます。
お菓子だけでなく、茶道では床の間のお花や鉄釜の湯気から季節感を、さらにお点前の時にはお茶の味や点てる音など、さまざまな感覚を体感できます。「茶道を続けると五感が磨かれ、 相手の気持ちを察する、人と良い距離感が取れるようになります」 と石渡先生は言います。
今、コミュニケーションの取り方に迷いがある方こそ、茶道を始めると、生きやすくなるヒントが見つかるかもしれません。
希望があれば、免状の取得も可能。実際に、会社員から茶道の師範になった生徒さんも多数いるそう。夜間も開かれているので、仕事帰りの時間帯でも参加できます。真剣に本格的な茶道を学ぶ方と一緒に、ぜひ始めてみませんか。