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【一度は食べたい 吉祥寺の逸品】第三十一回 リストランテ プリミ・バチの『ポルチーニ茸とリコッタチーズのラヴィオリ トリュフ風味』

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吉祥寺の一度は食べたい逸品を紹介していくコーナー。
第三十一回は、「リストランテ プリミ・バチ」の『ポルチーニ茸とリコッタチーズのラヴィオリ トリュフ風味』。
井の頭恩賜公園の緑に包まれながらいただく本格イタリアンは、身も心も癒やしてくれる味わいです。



●素材の旨みをギュッと濃縮 贅沢な味わいをワインとともに
 吉祥寺マルイの脇から七井橋通りを進み、井の頭恩賜公園の手前、左側にあるオレンジ色の建物2階にある、「リストランテ プリミ・バチ(以下プリミ・バチ)」。公園の自然を眺めながら、北イタリアの伝統的な料理をベースにした、本格イタリアンを楽しめます。
 人気メニューは「ポルチーニ茸とリコッタチーズのラヴィオリ トリュフ風味」。ラヴィオリの生地はイタリアの小麦粉を使用。じっくり炒めたポルチーニに、乾燥ポルチーニから取った出汁を合わせてきのこの風味をギュッと濃縮させ、そしてバターとパルミジャーノレッジャーノ、リコッタチーズのコクを加えた、香り高い具材を包みます。そこに、鶏の出汁を煮詰めてバターを加えた濃厚なソースをまとわせ、仕上げにかぐわしいトリュフをたっぷりと。料理が近づいてくると、その芳醇なトリュフとポルチーニの香りが辺り一面に漂います。
 一口食べると、さらに想像以上のポルチーニの旨みが口いっぱいに広がり、それはそれは贅沢な味わい。濃厚なのに、後味に残る香りと、もっちりしっとりした絶妙な歯ざわりの生地が後を引き、いくらでも食べられてしまいます。白ワインを合わせると、さっぱり感が料理の味を引き立て、さらに美味しさが倍増。ぜひ、最高のマリアージュを楽しんでみてください!



●シンプル&エレガント 素材の旨みを徹底的に引き出す
 プリミ・バチの味を司るのは、シェフの宇賀神 崇(うがじん・たかし)さん。専門学校で料理を学び、イタリアンレストランでのシェフを経験し、2001年にイタリアへ。帰国後、2005年からプリミ・バチのシェフとなりました。料理人を目指したきっかけは、1冊の本だったとか。「高校生の時、姉の部屋で偶然見つけたイタリアのレシピ本に、ボンゴレの写真を見つけて作ってみたら家族に好評で、その時の『美味しい』 が、料理を学ぶきっかけになりましたね」。アサリの出汁を使った料理は常にメニューに取り入れていて、シェフの中には今でも原点の味が生きています。
 宇賀神さんが大切にしているは「シンプルでエレガントで確実に美味しい料理」を提供すること。「良い素材を使って、徹底的に素材の美味しさを重ねて引き出し、誰もがわかりやすい『美味しい』を作っていきたい。料理や食材でイタリアの食文化をご紹介し、少しでも現地の 風を感じていただけたらと思います」。



 「プリミ・バチ」とは、イタリア語で「ファーストキス」のこと。旬の食材を使ったメニューは、来るたびに初めての出会いを楽しめます。この秋は、パートナーや家族と一緒に、ちょっぴり贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。







≪店舗情報≫
店名・・・リストランテ プリミ・バチ
住所・・・武蔵野市吉祥寺南町1-21-1 井の頭パークサイドビル2階
電話番号・・・0422-72-8202
営業時間・・・【ランチ】11:00~14:30 LO 15:30 CLOSE
      【ディナー】17:00~20:30 LO 22:00 CLOSE
定休日・・・1月1日のみ(※場合によっては定休日が発生する可能性がございます)
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